エレイン・シアホ職員は2014年に当社に入社し、リスク管理部門で働いています。

これまでの経歴を教えて下さい。

2008年から2012年まで中国銀行本社でクライアントリレーションシップマネージャーのアシスタントとして勤務し、その後専門分野の勉強の為に渡英しました。Cassビジネススクールの海運・貿易・金融分野の修士課程で勉強し、2014年に修了しました。

当社のどこに魅力を感じましたか?

大学の国際商品取引科目の授業で初めてTrilandのことを知りました。「LMEでのヘッジ」はこの科目の履修項目の一つであった為、LMEの仕組みとリング取引メンバーについての概要を学びました。当時私は、リングメンバーとして取引できるのは、豊富な経験と能力の裏付けがある会社だけであると理解していました。

2014年の就職イベントの出展者を調査したとき、当社は三菱商事の完全子会社であること、40年以上LMEで取引してきたことに大きな関心を持ちました。話は変わりますが、当社の新卒者研修プログラムは、全部門をローテーションで経験することで総合的な学習ができる素晴らしい機会です。商品取引分野において新米の私は、この点に最も魅力を感じました。

どの部署で勤務されているのですか?

現在はリスク部門の信用管理担当です。

主な担当職務は何ですか?

与信管理の重要な機能は顧客がマージン/支払義務を何時も満たしているかを確認することです。これを遂行する為に厳格なスケジュールに従っています。マージンコールレターの発行、資金返還の承認、ポジション移管に伴う与信への影響調査等、一日20-30件のタスクをこなしています。加えて、新規顧客の口座開設、既存顧客の要請に応じた口座情報の修正等、顧客管理も担当しています。最後に大事な事ですが、他の与信アナリスト達をチームとしてサポートしています。

当社で働くことの最も大きな喜びは何ですか?

先程お話した様に、新卒者研修プログラムは私にとって最も価値ある経験でした。様々な部門の機能や運営を学べただけでなく、ローテーション中に共に働いた社員とは今でも良い同僚です。更に、当社にはトレーディング、営業、業界全般に精通した経験豊富な専門家が多くいます。これは、様々な質問に対し、社内で適切な回答を得ることができることを意味しています。

入社してから学んだ最も重要なことは何ですか?

専門的な知識は必要不可欠ですが、私は当社で働いたこの2年間で仕事への良い姿勢を学びました。先ず、間違いを恐れないことです。最悪なのは失敗から逃げることです。二番目に、常に細部にまで注意を向け、上司に報告する前に自身の業務を完全に把握することです。

当社での将来の希望を聞かせて下さい。

言語という自分の長所を活かして中国顧客の信用分析を行うことを希望しています。市場リスク部門と信用リスク部門が最近統合したので、市場リスクの知識が向上させられるような相乗効果を期待しています。

当社へ応募を検討している方にアドバイスはありますか?

2年間就職イベントで当社のサポートを務めた私が助言したい事は、将来の就職先となるかもしれない会社と話す前に、業界や会社について自分なりに調査することです。選考プロセスはかなり厳格なものですし、大きなプレッシャーにもなるでしょう。よく準備し、前広に業界についてできる限りの知識を付けることが、これを乗り切る最良の方法でしょう。最後に、仕事から何を得られるかよりも、あなたが会社に提供できるものは何かということについて考えてみることをお薦めします。